銀魂573訓

 
10年越しの攘夷集合…!銀魂が王道のジャンプ漫画だった。
 
冒頭の高杉のポエムはさすがとしか言いようがない。銀時に厨二くさい思わせぶりなセリフは大概にしろと言われるだけある。でも暗殺篇を経て高杉と銀時、攘夷の何やかんやを知ってしまったらただ草生やすだけでは終われない。
今にも泣き出しそうな空っていうのは松陽先生が処刑された時だとすると銀時のことを喩えてて雨は銀時の涙になるよな。高銀好きなのが入りすぎてるからこれは普通に考えすぎかもしれんけど。雨=涙はまた子の涙が頬に落ちてきた時にもう雨はごめんだっていってたからそうなんだろな。やっぱり高杉は銀時の涙をずっと引きずっててだからこそもう大切な人の涙は見たくないと。優しくて真っ直ぐな人だな高杉は。てか高またすきだから2人の出会いとかなんでまた子があんなに晋助様命なのかとか知りたい。めちゃくちゃ気になる。
 
神楽は神威追って別行動になったけど夜兎家族の過去もこれから描かれるの楽しみ
 
高杉覚醒からの鬼兵隊へ命令してるところまじ総督!!総督してる高杉まじかっけぇ!!!烏どもを踏み殺せェェ!!って命令しながら自分が真っ先に奈落たちに突っ込んでいくんだよかっこよすぎる。これぞ総督!自分は何もせずに高みの見物してる大将より自ら敵陣に突っ込んでく大将のが信頼できるしかっこいいしついていこうってなるよね。
鬼兵隊のことはちゃんと描かれてないから想像になるけど、高杉って基本自分から必要以上に喋りかけたり、部下のこと気遣ったりしないタイプだと思う。でも、ちゃんと部下が付いてきてるのは高杉のカリスマ性とかこういう先頭きって敵を倒してくとこなんだろな、めちゃくちゃ強いし。背中で語るタイプだね。でも喋るときは意外と喋る、銀時のこと語るときとか。あと真選組動乱篇でちょっと話しただけなのに伊東の本質見抜いててスゲェって思った
 
高杉くん左目狙うの好きだね銀時も朧も左目狙ってたもんね朧に至っては潰してたもんね。武器持ってないのに普通に突っ込んでいって、紅桜篇の時の銀さんもだけど戦に慣れてる戦争経験者だなと。刀がなくなったら終わりじゃなくて、ないなら奪っちゃえばいいんだ敵から。
 
新八が高杉さん!って呼んで助けに行こうとしたのおおってなった。すごいことだよダブルしんちゃん。
まさかまさかの奈落に狙われてピンチになってる新八を高杉が銀時の木刀で、万斉を銀時が高杉の刀で護るという…!!紅桜篇や暗殺篇では想像もできなかった。とっさにお互いの刀をとったわけじゃなくて意図的にっていうのがまた…!銀時に至っては奈落の杖のほうが近くにあったのに。高杉の刀奈落2人にブッ刺さってたのに!!
 
テメェらより先に挨拶しなきゃいけねェ奴がいる、うおおおおお!たかぎんんんんん!!!高杉さんが目覚めて最初にしたかったことは銀時に挨拶!!まあずっと自分の魂護ってくれてたからね銀さんは。憎まれ口叩いてるけどこの世で誰より高杉の気持ちを知ってるのは銀時なんだもんね。銀時は面と向かって素直には言わないけど。こいつを斬るのも護るのも〜って盛大な告白は高杉が起きてる時にして欲しかった
 
高杉の刀の構え方かっこよすぎ
 
銀時と高杉もだけどズラも大概素直じゃない。高杉のこと宇宙の果てまで斬りにきたとか言ってたくせに握手でも拳でも存分にかわせとか言って露払いしてくれて。
悪ガキ2人の喧嘩止める身にもなれって言ってたから辰馬がいつも高銀の喧嘩止めてたんだね。でもぜんぜん本気で怒ってるわけじゃなくて、ろくでなし2人を見守ってる感じで桂と辰馬は高銀の保護者だったんだ昔から。4人とも昔から変わってない。最後に高杉も言ってたけど。
 
高銀の喧嘩止めるんじゃなくて俺たちも参加すればいいってことで桂と辰馬も加わってそっからはもうひたすら攘夷無双。強い強いほんとに強い。さすが若くして攘夷四天王と呼ばれただけありますわ。この時攘夷時代と現代両方の絵が出てくるのいいなあ、大人になったけどやってることは魂は変わってないっていう。高杉の攘夷時代の絵だけなかったのは高杉視点?で話しが進んでるからなのか、高杉が過去に囚われることをやめたからなのか、どちらでもある気がするしどちらでもない気がする。
高杉が笑ってるのすごいいい。みんな相変わらずバカだなって思ってるんだろねお前も十分バカだよ
 
奈落斬りながら銀時に向かっていく笑顔な。お互いを刺すと見せかけて背後の敵を刺すっていう演出がハイパーグレイトフルだった。お互いの背中を護ったんだ。銀時と再会して最初に発した言葉が「銀時」ですよ。高銀最高か。刀の交換の仕方かっこいい。手渡しじゃなくて敵に突き刺さってる自分の刀引き抜くの高銀らしくていい。素直になれよ
 
「相変わらず馬鹿」っていいよね。相変わらずって言えるのは昔から知ってら人だけだから
 
「楽しみは後にとっておく」これは高杉の台詞かと思ったけどヅラの台詞っぽい?
高杉も銀時も昔は楽しみは取っておかないタイプだったんだね。幼馴染から語られる高銀の真実の素晴らしさ。ありがとう幼馴染。ありがとう高銀。ありがとう空知先生。こんな美しい関係の2人を生み出してくれて。
攘夷戦争ぶりの銀時高杉桂坂本の集結。攘夷4の存在を知った時からずっと見たかったこの絵。ほんとうにありがとうございます。マジで王道のジャンプ漫画だった今週。
 
 
この感動を表す語彙力も文章力も持ち合わせてないのが残念すぎるな。とりあえず高杉銀時好き。高銀好き。アニメでも本誌でも高銀の供給すごくておかげでなんの曲聴いても高銀ソングに聴こえてくるという事態になってるよ。脳内で高銀MAD再生されるよ。高杉君お願いだから生きて。死なないで。もう一度村塾時代みたいに屈託のない笑顔で笑ってくれ
 
 
 
 
 

将軍暗殺篇6

 

将軍暗殺篇6話さっき観た。ただただ心が痛かった。高杉君はどこまで優しい人間なんだと。初めて高杉が登場したのが確か祭りの回だったと思うけどその時は昔銀時やヅラ辰馬とともに攘夷戦争を戦ったやつぐらいの認識だった。全て壊すだけさ獣の呻きがやむまでなとか言っててこいつ狂ってる悪役だなあイケメンだけど、好きだけど。ぐらいにしか思わなかった。その後ちょくちょく本編には登場するもののがっつりと過去が掘り下げられることもなく私の中で高杉は先生を失ってしまった世界が憎いから壊そうとしている人間という認識だった。

でも将軍暗殺篇でそれはいい意味で覆された。高杉は誰より優しくてまっすぐな人だった。先生を助けるために戦ったのに先生の命と引き換えに生き残ってしまったこと、何より銀時に先生を斬らせてしまったこと、そんな状況を引き起こした自分を憎むけれど先生のおかげで助かった命だし、銀時に死ぬなと言われたしで死ぬこともできない。でもそんなことはあの時の当事者しか知らないから戦争が終わって平和な日々が訪れる。自分の中身は攘夷戦争の頃から止まったままなのに、自分の中の憎しみは消えないのに。だったらこんな腐った世界壊すしかあるめえよってことですね。

銀時になぜ俺たちを救いに来た、俺たちを見捨てて先生を救わなかった、お前こそ誰よりあの人を救いたかったはずなのにっていうとこほんとに切なかった。いっつも中二病全開で理解しがたい語彙力を発揮する高杉君がもう感情を素直にぶつけたような表現で、これが10年間ずっと銀時に聞きたかったことだったんだろな、銀時からの答えがほしかったんだろうなあ。銀時から答えが聞けて良かったね。俺がお前でもそうしたさ、だからお前に刃を向けるんだろう。銀さんわかってるね。お前は俺で俺はお前だからね、お前という俺だからね。

あと高杉は過去を捨てたものだと思ってたんだけど何一つ忘れてなかった、むしろ過去にとらわれてた。憎しみだけじゃなくて絆も憧憬も志もって言ったのがグッときた。全部忘れてなかったんだ高杉は。どんだけまっすぐな子なんや。さすが銀時の処女膜破っただけありますわ。何回だって立ち上がる

ぶっちゃけ祭り会で再会したときに話合ってたら今頃殺し合いせずに済んだんじゃねとか思ってしまうわけですがそのとき高杉は銀時が牙なんてなくしてのうのうと生きてるものだと思ってたから仕方ないか。実際なくしてなかったけど。銀時からしてみれば久々に会って刀向けられるわ、紅桜篇では春雨に命売られそうになるわでなんやこいつってなるよね。すれ違いすぎだよ高銀は。

何はともあれ感動した。月並みな言葉だけど。アニメになるとやっぱ迫力とか臨場感があるな、原作派だけど。高杉と銀時が救われる未来が来ますように。高杉君はそろそろ起きようか、